オイルメンテナンス不良から故障に繋がるのは経年時

今のエンジンは非常に高性能です。低燃費化設計によりピストンリングを低張力化した弊害でオイル消費の故障率は非常に高くなっていますが、それ以外で言えばかなり高精度に作られています。

そして、「オイル消費の故障」こそが非常に厄介です。なぜなら現在のエンジンはオイルメンテナンス不良の影響が「オイル上がりの故障」に直結しやすいのです。

オイル上がりについては他のページで詳しく解説したいですが、とりあえず通常減るはずのないエンジンオイルが燃料と一緒に燃えて減ってしまう種類の故障です。

エンジンオイルが燃えて減ってしまうと潤滑するためのオイルがいつの間にか無くなってしまってエンジンが焼き付いてしまいます。その前に油圧警告灯や異音で気が付くと思いますが、その時には最早手遅れ状態です。

他にも油路が詰まることによって発生するバルブタイミング機構の故障、スラッジ、ワニスが浮遊してオイルの吸い口であるオイルストレーナーを詰まらせてしまう典型的な焼き付き故障などもあります。

経年時に発生するエンジンオイルメンテナンス不良による症状はわりと多いのです。

車を大切に長く乗りたいならエンジンオイル交換だけはしっかりとした時期に行いましょう。

「今まで壊れたことがない」「ディーラーが設けるための口実」というのは、一方的な誤った情報です。「自分が乗っていた車で壊れたことがない」のは事実かもしれませんが、個人単位での車の使用で車の故障が測れるほど単純ではありません。

※参考までに私が居た環境では(工場全体で)1日に20~40台を整備する工場でした。そこで十年以上見てきた結果なので、車に詳しいおじさんが・・・とかネットで集めた情報を集約した結果ではありません。

蛇足ですが、私も結構インターネットの情報に依存する傾向があるので、良く調べ物をしますが私の業界のことに関しては非常に誤った情報が記載されていることが多いです。

修理に掛かる金額は非常に高額

こうして起きてしまったエンジンの故障は非常に高額です。症状が軽度ならばエンジンオイル添加剤でごまかしごまかし次の車まで我慢する事も出来ますが、焼き付いてエンジンが止まってしまったような場合は最低でもショートブロックというエンジンのメイン構成部品の交換が必要になるでしょう。

または中古エンジンに交換するという手もありますが、最低でも20万円からの修理金額が必要になってきます。あくまで最低でもです。

ガソリン車での推奨交換時期

推奨の交換時期は5000km毎、または6ヶ月です。10000㎞を超えるような走行をしない限りは6ヶ月の方を基準にしてもOKです。例えば6ヶ月を基準にすると走行距離は7000㎞になるから時期的になんか微妙・・・という場合なんかです。必ず5000㎞に固執しなくても良いと思います。

ガソリンターボ車の推奨交換時期

ターボ車に関しては5000㎞または6ヶ月というメーカーの指定通りでほぼ問題ないです。ただし、スポーツ走行する場合などはこの限りではなくサーキット走行するなら常識ですが、1レース毎。高速使用が多い人は3000㎞毎の交換をお勧めします。

ディーゼル車/ディーゼルターボ車の推奨交換時期

ディーゼル車はエンジンの種類によってかなり交換時期に幅がありますので、まずメンテナンスノートと取説で自分の車がどのくらいの交換時期が設定されているのか確認する必要があり余す。

推奨の交換時期は5000㎞または6ヶ月毎で、高速使用、重量物を乗せる機会が多い場合は2500㎞または3ヶ月毎が推奨交換時期です。ディーゼルエンジンのオイルは目視点検ですと、いつも真っ黒で分かりにくいからこそ、しっかりと時期と距離で管理しましょう。

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