テスラの電気自動車

現在、テスラからは大型セダンのテスラ モデルSと大型SUVのテスラ モデルXの二車種のみがラインアップされています。モデルXは2017年1月より日本でも納車開始されました。
テスラ自身は、BEVの専門の会社であり、パナソニックと協業して電気自動車用のバッテリーを開発しています。モデルSは世界で初めての長距離BEVであり、EPA航続距離500kmを一充電で走行できます。またモデルSは世界で最も安全なセダンでもあり、米国NHTSAや欧州Euro NCAPの両方で最高の評価を獲得しています。例えば米国では高速道路の走行が多いため、自動車が横転し、ルーフがつぶれるシナリオでのクラッシュテストが行われるのですが、このテスト用のマシンの4Gという力に耐え、ルーフがつぶれなかったばかりか、このテストマシンが壊れてしまったとの報告がされています。この4Gという力は、モデルSが四台上に積み重なったくらいの力だそうですね。
EPA 500kmをもってしても、200km先の場所への往復には注意が必要ですし、場合によっては経路充電が必要です。そのため、モデルSはメルセデスSクラス・BMW 7シリーズ・アウディ7/8シリーズを検討している人で、かつ、長距離のドライブ時は充電計画を立てられる人に向いていると言えます。
初代2012年モデルでも最新型のポルシェ911カレラに匹敵するほどの発進加速を誇るモデルS。最新のP100Dは市販の量産車のなかではほぼ最速で、0-100km/hに2.7秒で達してしまいます。この時の加速度は1G超え、すなわち、ビルの屋上から落下するより速く加速するわけです。最近の日産のCMでも話題になりましたが、電動車両は電池さえ増やせばいくらでも高出力が取り出せます。エンジンの排気量に(いろんな意味で)限界のあるエンジン車との性能比較は、もう意味のないことかも知れません。

モデルXはちょっと変わった車です。まず後席ドアが普通のドアではなく、ガルウィングに似た、ファルコンウィングドアを採用。腕の関節のように、肩と肘に当たる部分が折れ曲がって上に上昇します。30cmの隙間があればギリギリ開閉可能とのことです。またシート構成が5,6,7人乗りにカスタマイズできるのも特徴。5シートは2-3構成、7シートは2-3-2構成。5シートの3人掛けシート、7シートの2列目シートと3列目シートは可倒式で倒せます。6シートは2-2-2構成なのですが、2列目は特殊な「モノポストシート」となっており、シートの脚が1本しかなく、確かに3列目シートに座った人は足が2列目シートの下に入るので広く感じるのですが、この2列目は可倒式ではなく、リクライニング機能も備えていません。ポピュラーなのは6シート構成だそうです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です