メルセデスベンツの電気自動車

メルセデスは以前smart fortwo electric driveという2人乗りの軽快な電気自動車(BEV)を販売していましたが、今はPHEVのみのラインアップとなっています。

メルセデス S550 PLUG-IN HYBRID long
メルセデス S 550 e long

PHEVは今後いろいろな車種に搭載する予定のようですが、最初に搭載されたのはなんとS 550 e long!車両価格1638万のSクラスロングです。ロングというのは後席メインで使用する、ショーファー(運転手付き)用の車。EV走行で住宅街を静かに出発、仕事を終えた帰宅時もあくまで静かに、そして追い越しなどはモーターであくまでスムースにパワフルに、、という感じなのでしょうか。
環境を意識するエグゼクティブの方に向いていそうですね。Sクラスですから衝突安全性もばっちりです。なおこの車両も急速充電に非対応。バッテリーは8.7kWhでEPA航続距離は19.2km(!!)と、車が大きく居住性が高いだけに、帰宅時もモーター走行するためにはオフィスの駐車場にも充電器が必要そうです。

C350e AVANTGARDE
C350e AVANTGARDE

2016年1月、BMW 330eに対抗してか、C 350 e アバンギャルドが日本で発売されました。これ以降のPHEVは型番の最後にeが付くんでしょうかね?売れ筋CクラスにPHEVを投入してくるとなると、今後は全グレードにPHEVが搭載されてもおかしくないのでしょう。面白い追加機能として、アクセルを踏み込むときに、パワーが不足してエンジンが始動する直前でアクセルに抵抗感が出るとのこと。できる限りガソリンを使いたくない方には便利な機能です。バッテリーはトランク内とのことで、トランクスペースは335lと、ある程度犠牲になっているようですね。バッテリー容量は6.2kWh、EPA基準/実航続距離は16kmです。
価格的には721万円からということで、BMW 330eの579万円より高めとなりますが、PHEV的には競合車種といえるでしょう。

Mercedes-Benz GLC 350 e
Mercedes-Benz GLC 350 e

2016年9月、SUVのGLC 350 e 4MATIC Sportsが日本でも発売されました。GLCはCクラスなのでBMW X5 xDrive 40eの968万円に対し873万円と少しだけ下げられています。BMWと同様、自宅に充電環境を用意し、通勤・近隣での買い物等はバッテリーのみで走行、長距離の移動時は高性能なハイブリッド車として100%ガソリンを使う考え方の車です。急速充電は非対応。この車を選ぶ方は、最高級SUVのPHEVが欲しい方で、BMWブランドよりメルセデスブランドの好きな方となるでしょう。なお海外ではGLEのPHEVも出ています。EPA基準のEV航続距離はX5とほぼ同様、約20kmと想定できます。

メルセデスE 350 e アバンギャルド スポーツ
メルセデスE 350 e アバンギャルド スポーツ

Cクラスの上位クラス、Eクラスにも2017年8月24日、プラグインハイブリッドモデルE 350 e アバンギャルド スポーツが登場しました。この車両からEQ Powerというサブブランドが与えられていて、AMGはEQ Power+となるそうです。メルセデスの電気自動車のブランドを意味するのでしょう。このモデルは米国で販売されていないので肝心なEPA航続距離が分からないのですが、6.2kWhのバッテリーで18.6マイルのNEDC航続距離とのことですから、EPA基準では12kmくらいと推測されます。C 350 eと共に、行きはバッテリーのみで走行し、帰りは途中でエンジンがかかるような使い方になるでしょう。
またこのPHEVは2016年からEクラスに搭載開始されている最新型のDrive Pilotという運転支援システムが付いています。0-210km/h(!!)までで、ドライバーのウィンカー指示で開始する自動車線変更など、機能はほぼテスラのオートパイロットと同様。これが大きな差別化になっているので、798万円とC 350 eよりちょっと高めの価格も、Cクラスより大きいサイズと相まって当然と考えられます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です