BMW MINIの電気自動車

BMW MINIの電気自動車

MINI Cooper S E Crossover ALL4
MINI Cooper S E Crossover ALL4

:2001年にBMW傘下になってからはEUの安全基準に準拠したクルマ作りを進めてきたMINI。ここではBMW MINIと呼ぶことにします。そのMINIからMINI Cooper S E Crossover ALL4公式サイト)が登場。長ーい名前ですが、要するにCUVバージョンのMINIでPHEV搭載なわけです。7.6kWhバッテリーとPHEVとしては少な目のバッテリーでEPA航続距離19kmと、プラグインハイブリッド機能自体は控えめではありますが、通勤や買い物にはこのEV航続距離で充分。普段の生活ではほとんどエンジンをかけずに走行できると思います。以前販売されていた旧モデルのプリウスPHVのEV航続距離は9.6km。当時はこれでほぼゼロエミッション化できるとトヨタさんはうたっていたわけで、19kmといえばその二倍に当たることになります。
クロスオーバーは全5モデル展開のうち、なんとPHEVモデルだけがガソリンエンジンで、それ以外はすべてクリーンディーゼルエンジンとの組み合わせ。普段EV走行に慣れ親しんだオーナーが、エンジンがかかっても静かなドライビングを楽しめるように、との配慮なのかも知れません。実際ディーゼルに比べると低速トルクが少なくなりがちなガソリンエンジンと、発進時からフルにトルクが出るモーターの組み合わせは最適。他のモデルとは全く異なる乗り味になると考えられます。

一つ注意していただきたいのは、MINIは特に小型車ではないということ。4315 x 1820 x 1595mm、1770kgとそこそこ大きい。日産リーフが4445 x 1770 x 1550、1450kg、トヨタプリウスPHVが4645 x 1760 x 1470、1510kgであることを考えると、全長こそ短めではあるものの、幅が結構あります。想像ではありますが、幅が広いほうがカッコいいこと、車内が広くなること、クラッシュテストの一種である横転テストで良い成績を出すため(日本のJNCAPの自動車アセスメントには横転テストはありません)、そして側面衝突性能の向上のためなどいろいろな理由で広くなっているのでしょうね。
ただ今後、電気自動車の電池は底面搭載が普通になっていきます。そうなると、前後に長く搭載すると車が長くなってしまいますし、上下に厚く搭載するとフロアが上がってしまいますので乗り降りが大変に、結果として横幅を広く搭載するしかなくなってしまいます。トレンドとしては、輸入車を中心に横幅はだんだん広くなる方向になっていくと思われます。

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